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2009年05月15日

公立中高一貫教育

公立中高一貫高校の話題が世間に広まり早10年になる。

先日この中高一貫校の今後について、そろそろ審議をしようという動きが出てきたと新聞に掲載されていた。

実は地域に公立中高一貫校がある。

地元に新設されて創立29年の高校であり、そこそこ歴史を重ねてきた感のある高校だが、「田舎のお馬鹿校」の悪名を欲しいままにした時代も長かったようである。

その高校が何故中高一貫に指定されたのか、教育現場に従事していないのでわかるはずもない。

中高一貫校として指定される以前に2年程研究指定校として実績を積み、その後なんらかの形で公立中高一貫校になったようであるが、今年春初めて中学校を受験して入学した中高一貫指定後の一期生が卒業した。

大学の進学率などはまだこれからと言う未知数の多い高校でもある。

しかし、解って居るのは既に現時点で、普通の受験勉強をして居ては入学する事は無理な難解な試験問題と、さらには今年の入学試験より、さらに進化して独自の受験問題を課題として出しているという事。

要は普通に小学校の勉強をしていたのでは、成績がトップでも受からないと言う構図が既に出来ている。

塾では中高一貫校の面接対策として、『受かるための受け答え』を実践している。

そうした創られた受験生のための中高一貫生が生まれ、学校側は中学で集めた成績優秀者を、もちろん手放したくないのだから、中学卒業時高校進学の有無を生徒に尋ねる。

他高校を受験する事も勿論可能だが、聞き及ぶにつけ、中高一貫指定中学から部外高校へ受験進学するには相当の険しい道が用意されているらしい。

要は、実績を上げたい学校側は、中学で集めた優秀な人材を他に逃す事をしたく無いので、囲い込みに出ているわけだ。

地元の中高一貫校に受かるための塾通いが別途必用な中間層の小学生が出現している。

ここ数年の不況風に煽られて、有名私立受験を控えた高所得層の子供が有名塾で私学に通うための受験勉強を一生懸命受けされられて、その結果受験したのが公立中高一貫では、格差は広まるばかりである。

ここに書いた該当校も、同じ県内のさらに偏差値の高い中高一貫校をライバル視して、今後更に格差独自受験に拍車を掛けるのは目に見えているようでもある。

今後の中高一貫校の行方が気になるところである。





タグ:疑問 格差 公立
posted by ひとり言 at 14:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 教育現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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